1984-07-12 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第19号
それからサリドマイドというお薬も妊娠調節に便利だというふうなことで使われたのが、ちょっと用途は違いましたが、奇形児をたくさん出しました。そういうことで、一定の効果があっても終末の始末ができているということを確認して初めて一般の病人、あるいはエネルギーとしても重要性をそれに負託する資格が出てくると思います。その点、核力につきましてはまだ開発途上であるというふうに考えて差し支えないかと思います。
それからサリドマイドというお薬も妊娠調節に便利だというふうなことで使われたのが、ちょっと用途は違いましたが、奇形児をたくさん出しました。そういうことで、一定の効果があっても終末の始末ができているということを確認して初めて一般の病人、あるいはエネルギーとしても重要性をそれに負託する資格が出てくると思います。その点、核力につきましてはまだ開発途上であるというふうに考えて差し支えないかと思います。
さらに、優生保護法の中で、家族計画、いわゆる妊娠調節の規定が——規定というか、これをもっと普及をするようにという規定がございます。そういった家族計画を健全にやっていく。
○鹿島俊雄君 私の申し上げたことは、妊娠調節をやられる、それが失敗をする、計画外妊娠であると、そういったときに妊娠中絶に走る傾向があるのではないかということをお尋ねをしたわけでございますが、現在実態調査等も進行中でございますから、これ以上申し上げませんが、その点につきましては、大臣はひとつ十分頭の中にお入れおきを願いたいと考えます。
○鹿島俊雄君 ただいまの大臣のおことばに関連いたしまして、妊娠調節の失敗したものが妊娠中絶に走る傾向が大きいのではないかという大方の意見がございますが、これについて御所見をお伺いしたいと思います。
そういう意味で妊娠調節としての家族計画は非常に重要ですから、こうゆうことはなかなか主婦の皆さん方もそう人におおっぴらに相談できないことなんです、プライバシーに属することだから。したがってこういうプライバシーのところに、やはりそれとなくかゆいところに手が届くような状態で思想を普及していく。そのためには国が相当な金をつぎ込んでやるという形をぜひとっていただきたいと思います。
産児制限の問題がただいま御質問になったのでございまするけれども、産児制限の問題は、きわめてこれはむずかしい問題でございまして、先ほど総理が申しましたように、いわゆる家族計画による妊娠調節、私どもは人工妊娠中絶ということをできるだけ避けまして、妊娠調節ということを考えていきたいと、かように存じておる次第でございます。(拍手) 〔副議長退席、議長着席〕 〔国務大臣松野頼三君登壇、拍手〕
今言うように、一般薬局についてはこういう監督をする、立ち入りもするということですが、産婆、看護婦等のうち、妊娠調節のそれの指導員にこれを売らせるというようにきまった場合に、どういう監督が必要か、その監督の範囲を一つおっしゃっていただきたい。
○竹中勝男君 局長のお考えは、助産婦が薬品を取り扱う方が妊娠調節あるいは受胎調節指導といいますか、人口計画、家族計画の上により効果的と思われますか。
従いましてこの妊娠調節の普及指導員としての資格を持つている産婆さんたち、これに器具を扱わせ、或いは薬を扱わせることは私は何ら差支えないと思う。殊にあのときの、法成立の当時の委員会におきましての我々の考えは妊娠調節が普及して来ればお産が減るのです。お産婆さんは生活権の問題なんです。それがいろいろ論議されましたけれども、幾ら保健所に優生保護相談所があつても、そこまで来る人は少いのです。
それから従つて産婆さんたちは妊娠調節の指導をすれば自分の収入は減るんですからね。従つてそれに代るべきものというのがこのときの審議の状況だつたはずなのです。だから指導料が収入になる、こういうことでございませんと……そこが何ら考慮されていないという点が一つ。それならばせめてはお薬なり器具をこれは指導員が扱うというぐらいの親心はあつてもいい。それができないのはどこに理由があるのか。
御承知の昭和二十三年優生保護法をつくつて、いわゆる人工妊娠調節に関して法的な根拠を与えましたが、これにはいろいろいわゆる母体保護の見地からも問題があり、ただいま法的あるいは非合法のものを合せますと、約百万を突破すると言われておりますが、いわゆる母体保護の見地からも、ほんとうの人口問題の解決にはならないというので、御承知の昭和二十六年に政府は閣議了解といたして、受胎調節の面においてこの問題の解決に資したいということで
それから先ほど大臣の御答弁の中に、これは谷口委員からの御質問に答えた言葉でございましたが、中産階級以上の人は妊娠調節をしておる、逆淘汰になるのではないか、だから生活困窮者に対しては国庫で無料で以てやるべきではないかという御質問に対して大臣は、極く僅かな金だからそう家計に響かないだろうという御答弁でありました。
○藤原道子君 妊娠調節の費用などは極く僅かなものですから私は国家保障すべきだ、こういうふうに思つておりますが、特にお考えを願いたいと思います。それから運営が非常に厳格になつて来たのであつて、結局濫救ということは殆んどなくて、非常に厳しくなりましたのが、社会福祉事務所になつてから特にひどい。成績を挙げれば本省の覚えがめでたいものだからでございます。
○藤原道子君 これが法律に出て来た時には、妊娠調節が施行されればされるほどお産婆さんの仕事がなくなるというところから、お産婆さんが反対的な態度をとると、併しこれではいけないのであつて、妊娠調節を徹底させると同時に産婆さんの生活の面も守らなければならないというようなことが論議されたと思うのです。
お産婆さんは妊娠調節をすればだんだんなくなるんです。
○丸山委員 今、岡さんからもちよつと御質問があつたことでありますが、妊娠調節のために二千二百六十五万九千円の予算が納まれて保健所に避妊に関係した器具、模型あるいは薬品等を配付して、妊娠調節の指導を今年からやるということですが、その場合、薬務局として避妊薬を各保健所に備えつけて、それを妊娠調節の指導に使うということになりますと、その商品は宣伝価値もよけいに得ることになりますし、相当に競争も起つて来るかもしれませんし
○丸山委員 ちよつとお伺いしたいのですが、今の妊娠調節の点で、もう少し具体的に、どんな計画でどういうクラスの保健所に、どんなふうなことをやられるかということを、もう少し詳しく伺いたいと思います。
第二次勧告案にも指摘されております日本の人口問題につきましては、アツカーマン博士も指示するごとく、その第一方法として妊娠調節を取上げることにあります。これは婦人の生活に曾つてないかかわりのあることでありまして、今日婦人は政府のこれに対する施策を注目しております。一昨二十五年度には二十六万人、昨二十六年度には五十万人の妊娠中絶者のあつたことは、待ち切れずに踏み出した庶民行動の別方面の一端であります。
健康保険はやはり健康を増進する意味において、妊娠調節を適当とする場合には、そのくらいの金を出すことがほんとうで、やはり宮崎さんのお話は詭弁だと思う。 それからもう一つ保険局長にお伺いしたいのだが、国庫負担の実現こういうものが実現するかどうかということをお聞きするのは、少し無理な話ですし、またその意味がわからぬようですから、去年御努力になつたが、しかし今度の見通しを聞くのは無理だと思う。
厚生省といたしましては、人口問題の研究所を持ち、また公衆衛生の立場から、人口問題を取扱つておるわけでございますが、今公衆衛生局長が言いましたように、公衆衛生の見地から、妊娠調節等によつて人口問題に寄与したい、こういう考えをもちましてやつておるわけでございますが、お説の通り予算はきわめて少額であります。
それで保健所なんというものを村々は非常にこしらえたが、あれは僕は妊娠調節所とむしろ看板を塗りかえて、いらはいいらはいで来たやつは皆堕してやつたらいい。そんなことはパンパンの子ならなおさら堕さなければ国家社会の負担じやないか、いろいろの意味において。だからそういうことを一体なぜ議会はぼやぼやしているのか憤慨に堪えない。
(七) 衛生関係について 二十五年度におきましては、保健所の整備拡充を図ると共に、衛生モデル村を指定して衛生実態調査並びに衛生思想の普及、妊娠調節指導の強化を図り、その他レントゲン自動車を購入して、集団検診、僻地住民への啓蒙宣伝を行い、結核撲滅に努力したようでありますが、本年度においては結核対策に最重点を置き、五カ年計画を建てこれが撲滅対策に万全を期しているそうであります。
○黒川国務大臣 人口問題は、なかなかむずかしいのでございまして、いろいろ人口を調節するという方法はありましようが、現在といたしまして、厚生省が最も力を入れておりますことは、妊娠調節のことであります。私自身の考えとしますれば、おつしやる通り予算は至つて少いのでありますが、できますれば、妊娠調節のための避妊薬とか、その用具とかは無料で交付する、それくらいまで行かなくてはならぬと思つております。
もはや今日は妊娠調節に重点を置いた強い厚生行政に入るべきではないかと思います。(拍手)にも拘わらず末端実践機関でありますところの保健所では、避妊への指導啓蒙が極めて手薄であります。これは本省の決意の弱さが反映しているので、本省がはずめば末端もはずんで来ます。そうして女性の母性はますます守られると思います。